血生臭い女性に遭遇した話。
血生臭い女性に遭遇した話。
だいぶ前の事なんだけど、デパートのエレベーターに乗った時の事。
女性が後から乗って来たのだけど、凄まじく血生臭かったのだった。
女性だから『そういう日』でもおかしくないと思ったが、それにしても臭い。
まるで血を浴びて、そのまま洗わずにいるような感じに思えた。
私はドアの前に立っていて、女性は私の後ろにいた。
血生臭い匂いに気持ち悪くなってきて、途中の階で降りたんだ。
エレベーターの後ろ側は鏡になっていた。
降りてすぐ振り返るとその女性に群がるおびただしい量の人、人、人。
そして、鏡には黒い煙の様なものがその女性に纏わり付いているのが見えたのだった。
その女性の顔を見たらニマニマと笑っていて不気味でしかなかった。
どうしてそんなことになったのかと思ったが、ピンと閃いた。
その女性は神社やパワースポットのどこかでとんでもない事をしたか、罰当たりな事をして、呪われたのだろうと。
だって、でなければあんな事にならないだろうと思う。
家系的な呪いでもああはならないと思うし。
多分、きっと神様怒らせちゃったんだと思うのね。
日本の神様を怒らせたらどうしようもない。
心から真摯に謝って許して貰うほかない。
神様は基本的に優しいけど、怒らせると怖いからね。
神仏の祟りは怖い。
普通は敬う心を日本人は持っている筈なんだ。
最近、罰当たりな事件が起きるたびに日本人のモラルの問題と外国人に対する憂いは増える。
神仏に対する畏れを忘れないで思っていて欲しいと思う。
神仏はただ守ってくれて優しいなんて思ったら大違いだ。
敬う者には恩恵を、軽んじる者にはそれなりの罰を、穢す者には一生の祟りを。
ある意味、本当に優しくて恐ろしい方々だよ。
神仏に対する(ルネもだけど)底知れない畏れって私は大好き。
すっごい怖いのに優しくてどこまでも暖かいの。
大事にしていきたいと思うし、私なりに守って行きたいと思う。
ほんじゃ、今日はこれ位にしておきます。
またね~!