セキセイインコが危なかった日。

セキセイインコが危なかった日だった。

ある日、インコをうっかり母が踏みかけてしまった。

完全に踏んだ訳じゃなく、踏みかけてふにっという感触で足を浮かせたそう。

インコの趣味は人間の足に襲い掛かる事で、しかもステルス機能があって気が付くと足元にいたなんて事が多いので、私たちは本当に慎重に暮らしている。

だけど、当のインコは何度も危ない目に合っても覚えてくれないのだ。

だからこそ、起きた事故だったと思う。

いや、人間側が悪いに決まっているけどインコ側にも気を付けて貰いたいものである。

私はインコにもしもの事があったらと思って本当に怖かった。

インコはホバリングの様にして逃げまどい、捕まえたら酷く大人しかった。

普段なら鳴きまくり暴れて噛みまくるのに。

小羽根から少し血がにじんでいる様に見え、足も少し庇っている様だった。

このままでは危ない様に思った、私たちは動物病院を必死で探した。

私たちの住んでいる場所の近辺には動物病院も少なく、鳥専門の動物病院など夢のまた夢。

少し遠いけどインコを買ったお店の近くに動物病院があるのでそこに行こうという事になった。

奇しくも金曜の夜に事が起こったので、土曜日の午前に行くしかない。

一晩様子を見たが大人しいし膨らんでいるけど、食事は取れているし、まぁまぁ動くので病院行くのか迷った。

いつもお世話になっているインコを買ったお店の人（凄く詳しい）にまずは見せてから、進められたら病院に行こうという事になった。

結局、小羽根を少し痛めたかもしれないけど大丈夫で、足の骨にも異常はないという事だった。

だから、動物病院に行く必要はないとの事。

お店の人曰く、人間に懐いてるから足に付いてきて、それと同時に足より強いと思っているそうで、今失意のどん底だから大人しいんだろうと言われた。

本当に、本当に良かったし心の底からほっとした。

あれからもインコは酷く大人しいし、もしかしたら急変があるかもしれないし、常に気を付けている。

今後はもっと気を付けていくつもり。

二度と繰り返さないように対策を練らないといけないな～(;・∀・)

今日はこれ位にしておきます。

おやすみなさい～！